ゆいが入ったチーム「京都武偵校」の温泉拠点に二人がいる。その二人はゆいの義姉のみあさんとチームマスターの祇園愛染です。

祇園ちゃん「そんなのホントにいいだと思うのか?」

みあんこ「うん、一番いいだと思いますよ」

祇園ちゃん「でも、彼女はそれを望まないどす」

みあんこ「知ってるよ、でもうちはこんなことしかできないだ」

祇園ちゃん「どうやら、うちが止まらないどす。」

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最近お姉ちゃんとマスターはずっとチームルームにいるから、なにをやってるかちょっと知りたくなちゃった。

ゆい「(今日もいるんだー)」

ゆい「こんばんは~なにが面白い話しています?」

祇園ちゃん「特に面白いことではないどす」

みあんこ「うちがマスター用があるだけ、ゆいは気にしなくでいいよ」

ゆい「ホント?」

絶対なにが隠している、あたしの直感はそう言ってる。でもお姉ちゃんが言いたくないなら聞かない方がいいかな?

みあんこ「あ、ごめん。用事があるから行くね」

そう言ったのお姉ちゃんは急に帰っちゃった。

祇園ちゃん「いってらっしゃいどす」

ゆい「うん、いてら...」

ゆい「あのね、マスター、ちょっと相談したいことがあるだけど...いいかな?」

祇園ちゃん「いいよ」

ゆい「あれ以来お姉ちゃんはずっとあたしから避けているみたいからあたしはどうすればいいかなって~」

祇園ちゃん「うむ、ゆいはなにが欲しいか?」

ゆい「そうだね~お姉ちゃんとずっと仲良し...かな」

祇園ちゃん「なら簡単どす。多くは語らないけど、 受身のままでは何も得られませんよ。 "構って"を願うなら"構う"姿勢も必要、わかる?」

ゆい「うるるるん、ちょっと難しくで、ごめん」

祇園ちゃん「要するに、言えたいをこと言え、伝えたいことを伝え、自分でやる、これだけどす」

ゆい「なんがわかんないけどわかった!ありがとう!」

ゆいの帰り姿を見て、温泉の中で祇園は独り言を始めた。

祇園ちゃん「ホント、お二人もアホですね」

祇園ちゃん「繰り返しないじゃいいどす。あなたもそう思うか?」

みあんことゆいも気づいてないが、実はチームシップのエンジンの影に人がいる、最初から最後まで聴いてた。

???「したでも彼女はきっと大丈夫でしょう?あたしの自信作だもんね」

すべての鍵を把握したこの人はなんも言えずゆっくりで自分のラボに戻った。

祇園ちゃん「あなた自身もまたアホじゃの。まぁ、うちも人に言う資格がないどす」

8.5A終★わ☆り

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